声優になりたいと思ったら声優事務所に所属しなくてはいけない、養成所に通わないとダメ、専門学校で勉強する……いろいろ聞きますが、プロの声優として活動するにはどうしたらいいのでしょうか?
声優養成所?プロダクション?声優専門学校?資格があるの?
実際の経験から、声優になるための方法と情報をまとめました!
Contents
高校卒業してから声優になるにはどうしたらいいの?
「将来は声優になりたい!」と思ったとしても、高校を卒業したときにどういった進路に進めば良いのかわかりませんよね。
高校卒業のときに選べる「プロの声優になるためのルート」を見てみましょう。
声優になるルートは3つ!
声優になるための進路として考えられるのは、大きく分けて3つです。
- 専門学校の声優学科に進学する
- 声優のスクールに通う
- 声優事務所の養成所に入所する
なんの訓練も受けたことの無い人がプロの声優になるなら、やはりどこかのレッスンに通う方が良いでしょう。
フリーの声優として自分で営業をしていく道もなくはありませんが、全くの素人で社会人経験もなければ、その道はほぼ無理と言っても過言ではありません。
そのため、通常上記で上げた3つのルートのどれかを通って声優になることになります。
ひとつずつを詳しく見てみましょう。
声優専門学校に通うメリットとデメリット
高校卒業後の進路として「専門学校」という選択肢はとくに珍しいものでもないですよね。
しっかりと学校法人として「専門学校」の認可がされていますからぼったくりのようなカリキュラムや内容ではない、といった信頼感はあります。
「学生」と名乗ることができますから、声優になることを反対している親御さんを説得しやすいという効果が期待できることもあります。
声優スクールに通うメリットとデメリット
声優の専門学校は、しっかりと学校法人として認可されているので学校として評価しやすいというイメージもあるでしょう。
では、専門学校として認可がされていない、養成所のようにそのまま事務所に所属できるわけでもないスクールに通うメリットとデメリットは何でしょうか。
声優スクールに通うメリット
声優スクールの存在位置としては、専門学校と養成所の中間のようなところです。
専門学校の良い所と、養成所の良いところをあわせもっていると考えて良いです。
つまり、養成所のように専門学校よりも事務所に近く、専門学校のようにマルチメディアに展開できるということです。
アミューズメントメディア総合学院の東京校などは、学校法人として認可を受けていないものの、高校生の進路先として力を入れており、高校2・3年生を対象にした体験レッスンが行われています。
ですが、他の専門学校よりも他の学科とのコラボが多くあったり、実際の現場に立つチャンス、事務所に所属するチャンスが多くあるなど、他の専門学校にはなかなか無い良さを持っています。
この良さを活かすなら「専門学校として認可されている」ということにこだわる必要は無いといえますね。
また、専門学校と違い、ある程度講師の方の自由にレッスンができるというのもスクールの魅力です。
専門学校ではどうしても縛られてしまう部分がありますが、声優のスクールやワークショップであれば講師の方がある程度自由にレッスンや生徒との距離を保てるといえます。
例えば、レッスン後に生徒と食事にいく、といったことも専門学校では「ひいきになる」としてあまり良く思われないでしょう。
ですがスクールやワークショップでしたらそういったこともある程度自由に行うことができ、自由に距離感を作りことができます。
当然、距離感が近い方が適切なアドバイスがもらえる可能性が高くなりますし、先生も人間ですから、多少手厚い対応をしてもらえる可能性も出てきます。
そのように「学校のカリキュラム以外にもたくさんのことを教えて欲しい!」「もっと講師の方と近い距離で学びたい!」と思う方には、声優のスクールに通ったり、ワークショップに参加したりするのがおすすめです!
専門学校のように「平日昼」などと決められておらず通う時間や頻度が選べるというのも声優スクールに通うメリットです。
声優スクールでは、土日だけ通う、夜間に通う、などと「学校」とは違う時間にレッスンを受けることができるところがあります。
そういったところでは、就職しながら、会社員をしながらでもレッスンを受けることができますし、他のスクールやワークショップとダブルスクールもしやすくなります。
「ダブルスクールなんてしても、授業がおろそかになるだけじゃないの?」と思うかもしれませんが、たった一つの専門学校の授業だけではやはり足りない部分も出てくるでしょう。
ワークショップやダブルスクールなどをして、自分の経験もキャパもスキルも上げていく方がおすすめです。
ワークショップであれば単発のものもありますから、ダブルスクールほど負担にはなりませんし、声優には演技力以外に現場の人と一緒に仕事をしていく「コミュニケーションスキル」も必要になりますから、そうしたスキルを磨くためにアルバイトなどをするのも、役者として生きていくために必要だとも考えられます。
いろいろな舞台や演劇、芸術に触れて完成を磨くのも大切ですし、人間観察や人間の心理などについて学ぶのも演技が深まるでしょう。
そういった活動をしようと思ったときに、平日の昼に動けた方が便利だということもありえます(もちろん、逆にアフターファイブに動けた方が良い場合もあります)ので、レッスンを受ける時間帯を選べるというのも、声優スクールを選ぶメリットだといえます。
声優スクールに通うデメリット
こうして声優スクールに通うメリットを見てみると「声優スクールって良いんだな」と思うかもしれませんが、声優のスクールに通うデメリットは何でしょうか?
声優スクールに通うデメリットとしては、専門学校のように認可がおりていないというところと、養成所のように事務所と直接つながっているわけではない、という点です。
どちらも考えようや声優スクールの方針によってはメリットとなる部分ではありますが、良く考えずに学校選びをしてしまうとデメリットになってしまうということです。
声優養成所に通うメリットとデメリット
声優養成所は、声優の事務所に直接所属できる可能性がありますから、他の声優スクールや声優専門学校には無い魅力があります。
その分、その事務所に所属できなかった場合に他の進路を養成所側が用意してくれるわけではありません。
ほかの養成所に改めて通う、他の事務所のオーディションを受けるなどが必要になります。
事務所と距離が近い分、他の事務所への所属がしにくいとも考えらえれます。
ただし「他の事務所への所属が難しい」といっても、養成所に通い始めるまえよりも実力がついているはずですし、大人として一緒に仕事をする人へのマナーなどが見についている分「養成所に通ったせいで他の事務所に所属しにくくなった」ということは無いでしょう。
安心してください。
声優としてフリーで営業活動していくメリットとデメリット
高校卒業後、声優になるなら必ずしも進学することが必要ではありません。
「声優」として仕事をする力があるなら、自分を直接売り込んでいき仕事をすることも不可能ではありません。
もちろん、社会人経験の無い未成年の高校新卒生が大人たちに自分を売り込むのは簡単なことではありませんが、将来的に「事務所所属」を目指すのではなく「声優として仕事をして食べていく」ということを考えることは必要です。
声優としてフリーで活動すると、仕事をとることは難しくなりますが、その分スケジュールや金銭面に都合をつけたり、柔軟に仕事の対応をしたりできる可能性があります。
当然、仕事をするのもしないのも自己責任になりますから難しい面もありますが、声優は事務所に所属していてもタレント・個人事業主なので、こういった考え方を持っておくことは必要です。
声優学校はどうやって決めたら良いの?
声優専門学校や声優のスクールについては、数年通うことになりますから、慎重に決めたいところですよね。
声優学校を選ぶときには、以下の点に注意して選ぶのが良いです。
- 卒業生は活躍しているか?
- 料金は通える(支払える)か?
- 講師の方は第一線で活躍している一流の声優か?
- 学外活動がどのくらい許されているか?
- プロになるチャンス、仕事をするチャンスがどれくらいあるか?
学外活動が許されていれば、専門学校に行きながらダブルスクールで声優スクールに行く、と言ったことも可能です。
そうなれば、チャンスは他のクラスメイトの比ではないことはわかりますよね?
このような条件は、ホームページを見てわかるものもありますが、実際に資料請求をした方が詳しくかかれています。
特に学外でどの程度の活動ができるのか?などは学校ごとに細かく決まっているものでしょう。
とりあえず一通りの専門学校、スクールに資料請求をして目を通して条件に合うかどうか決めましょう。
おすすめの声優スクールは?
おすすめの声優スクールは、アミューズメント総合学院です。
とても企画が多くて、現場の空気に触れられる機会が多くあるからです!
「学校は学ぶ場所」というイメージがあるかもしれませんが、やはり実践に勝る訓練はありません。
現場の空気に触れられて得られるものは計り知れませんから、そういった機会は多くある方が良いです。
アミューズメントメディア総合学院では、素晴らしい卒業生がたくさん出ていますから「〇〇事務所所属」というくくり以外に「〇〇学校卒業」というくくりも手に入れられることになります。
それだけ他の人に覚えてもらいやすいということですし、一目置かれやすくなるでしょう。
そういったことを考えても、アミューズメントメディア総合学院で学ぶメリットは大きいと考えられますね!
声優になりたい人におすすめの養成所は?
「おすすめの声優養成所」と言われても、人によって個性がありますし、事務所によっても「色」というものがあります。
アイドルのような声優を育てたり売り出したりするのが得意な事務所であれば、歌や容姿に自信がある人は受けた方が良いといえます。
逆に落ち着いた軽いハスキーボイスであれば、洋画の仕事が多くある事務所に所属を目指す方が活躍の可能性が広がるといえます。
もちろん、洋画の仕事に強くない事務所でもそういった声を持った声優が欲しい!という事務所があれば入れますしその事務所で唯一の存在としてみてもらえるかもしれません。
どのように自分を見せたいのか?どのような仕事をしたい・できるのか?によって、目指す事務所も変わるといえます。
そのため、万人におすすめの声優養成所というものも決めることはできません。
ですが、いろいろな可能性を考えたうえで「これかな?」「これなら可能性が広がるかな?」というものはあります。
そういったおすすめを知りたい方はぜひLINE@などでもご連絡いただければ、相談にのりますよ^^
声優を目指すあなたへ!まとめ
「声優」といってもその仕事の幅や活躍の幅はどんどん広がってきています。
「自分はどんな声優になりたいのか?」と夢見ることも大切ですが、「自分は声優業界にどんなことで貢献できるのか?」「どんな声優になったら喜ばれるだろうか?」と自分のことを分析してみることも大切です。
「声優」という職業を目指すことはとても良いと思いますので、なりたいなら挑戦すべきです。
ですが「やりたい役」と「できる役」は違います。
自分に求められていることを把握して適切なスキルを身に着ければ、きっと声優業界に必要とされる役者になれるのではないでしょうか。
このサイトには、そのための情報をたくさん詰め込んでいます!
ぜひ読んで、不安なことがあればいつでも連絡してきてくださいね!