アニメを見ている人なら一度は「声優っていいな」と思ったことがあるのではないでしょうか。
そして気に入った声優さんを見つけて調べてみたら、有名大学を卒業している高学歴だった!!
大学を出ている声優さんが多々いることから、声優になるには高学歴の人じゃないとダメなのでは…と思ってしまいますよね。
高学歴ではくても、勉強できる人だったり。
最近では声優の資格試験もありますよね。
もしかして資格がないと声優にはなれないのでは…と思ったり。
そこで、今回は声優になるために、学歴や資格、勉強ができないとダメなのかを、調べてみました。
声優になるために資格は必要?

声優になるには何か資格が必要では?と考える方もいるのではないでしょうか?
事実、声優能力検定という検定試験もあります。
ですが、声優になるためには資格は必要ありません!
声優能力検定に合格しても、声優への道が開けるわけではありませんので、覚えておきましょう!
資格をとるよりも大切なことがあります。
それは、声優の事務所に所属することなんです!
では、声優事務所に所属するためにはどうしたらいいのでしょうか。
いきなり事務所に履歴書を送って応募…ということはできません。
声優事務所に所属するための道は2つあります。
1.声優の養成所に所属してレッスンを受けること
2.声優の専門学校に進学して学ぶこと
そうなると、若いうちからレッスンを受けたり、専門学校に通うようにしたほうが良い、と考える方もいますよね?
ですが、声優一本で道を進んで失敗したときのことを考えると、その後のために一般の高校や大学に進学したほうが不安は少ないですよね?
本当はそんなネガティブなことは考えたくはないと思いますが…。
そもそも、声優になるには資格は必要ない、ということから学歴も重視されないのでは、と思いますよね。
実際、声優になるために学歴は必要あるのでしょうか?
声優になるために学歴は必要?
結論からお伝えしますと、声優になるためには学歴は必要ありません。
「じゃあ勉強苦手だから声優の専門学校に進学しよう」と思った方、待ってください!
確かに声優になるために、学歴は関係ありません。
ですが、役を演じるためにはたくさんの経験が必要です。
もちろん声優としての技術を学ぶことも必要ですが、役を演じるときに、今このキャラはどう思っているのかなど、演じる役の考え方や状況を理解する必要があります。
そして、それというのは自分の経験が多いほど、その役の想いを理解することができるのです。
また、学生時代の経験は貴重なんです。
利害関係がない人間関係を築いていく中で、協力して何かに挑戦したり、お互い本音を言い合ってぶつかったり…。
声優としての知識ももちろん大切ですが、学生時代の人間関係の中で経験したことが、声優としての演技の幅を広げてくれます。
実際に、高校時代から活躍している小倉唯さんも大学に進学しています。
声優の勉強以外の勉強がすべて無駄になるわけではありません。
なので、高校、大学進学は「声優としての演技の幅を広げるもの」と考え、進学をすることをお勧めします。
進学したほうがいいならやっぱり勉強は必要なのね…。と思いつつ、進学するとなるとある程度の学力がないと、試験に合格できませんよね。
学生生活で経験を積むために進学するから、特に偏差値の高い高校、大学に行く必要もないと思いますよね。
かといって、極端に偏差値の低い高校、大学に行って、必要な学力が足りない、ということになっても嫌ですし。
声優になるために最低限これだけの学力が必要!ということはあるのでしょうか?
声優になるために学力は関係ある?

声優に必要な学力は国語力です。
確かに台本を読んで役を演じるわけですから、国語力は必要に思えますよね。
そもそも台本の漢字が読めないとなると、恥ずかしいですもんね。
国語力の中でも、特に大切なのが読解力です。
台本を読んで、その場面の状況、役の想いを読み取らなければなりません。
役を「演じる」わけですから、ただ台本が読めればいい、というわけではありません。
読解力がなければ、役を演じていても、深みは出てこないですよね。
では、読解力を上げるためには何をすればいいでしょうか?
それは、読書です。
普段読書をしない方もいらっしゃると思います。
なので、まずは読書をする習慣を身に着けていきましょう。
いきなり難しい本を読む必要はありません。
ライトノベルなら読書をしない人でも読みやすいと思うので、そこから少しずつ活字に慣れていきましょう。
活字に慣れていくことで、想像力を膨らますことができます。
読書を習慣化することで、活字からその場面が想像でき、内容を理解する速さも上がっていきます。
声優になるための資格はある?高学歴や勉強学力は必要?まとめ

声優になるためには、学歴、学力は重視されませんが、経験や読解力を積むことで幅広い役を演じる役に立ちます。
そのため、学生生活を大切に過ごし、経験を積んでいきましょう。
また、経験を積んだ暁には、声優事務所に所属するために、声優の養成所でレッスンを受けたり、声優の専門学校で実力をつけていきましょう。
声優ファンとして、新たに魅力的な声優さんが活躍されることを期待しましょう!